種類
務歯を持つスライドファスナーは、素材と成型方法から大きく分けて三つの種類に分類される。
- 金属ファスナー
- 務歯が金属でできているもの。アメリカのTALON社(en:Talon Zipper)が開発したプレスタイプとCROWN社が開発した鋳造タイプがある。
- コイルファスナー(樹脂ファスナー)
- ナイロンもしくはポリエステルのモノフィラメント(単線)をコイル状に成型し、務歯としたもの。ドイツのOPTI社が開発した。第2次世界大戦を機に開発された商品で、それまでの金属製より耐久性に優れ軽い商品として、急速に軍事目的に採用された。
- プラスチックファスナー
- テープ上にポリアセタールを射出成型して付け、務歯としたもの。製造コストが安いので、ファスナーが普及するきっかけになった。プラスティックファスナーは昔デルリンファスナーとも呼ばれていた。(デルリンは素材名でデュポン社の登録商標)
このほか、保冷バッグや洗面具入れなどに使われるレール状のポリ塩化ビニルやポリエチレン製のレールファスナー、海中深くでつかう潜水服、宇宙服、青函トンネルなど使用されている、全く水や空気を通さない水密気密ファスナーなど様々なタイプが存在する。
最近では再生樹脂や生分解性材料を用いたリサイクルファスナーなども開発されてきている。